令和6年2月6日 記者会見
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1.発言要旨
冒頭発言なし
2.質疑応答
(問)最近、CSTI有識者会合は非公開であることが多いんですが、大臣としては政策の透明性確保についてどのようにお考えでしょうか。
(答)政策決定の透明性の確保については、私はとても重要だと思っております。
CSTI有識者議員との木曜会合をはじめ、AIや量子、核融合分野など様々開催して、専門家の先生方やステークホルダーの御意見を伺っております。できる限り、会議が終わりましたら速やかに議事録を公開することを、原則といたしております。
ただし、議事を公開することによって、有識者の皆様同士の率直な意見交換が損なわれるおそれがある場合や、公募する事業の未公表情報が含まれる場合などは、やむを得ず非公開とすることがございますので、この点は御了承いただきたく存じます。
(問)セキュリティ・クリアランスについて、明日、自民党の経済安全保障推進本部で、いよいよ概要審査が始まると思いますが、今、足もとの制度の準備状況と、意気込みといいますか、今後、どんなところを重点的に理解を求めていきたいか、お願いします。
(答)新しい法律案でございますが、順調に準備を進めております。また、国会提出に向けて、様々手続きも急いでいく予定でございます。
意気込みというのは、そもそもこの経済安全保障版セキュリティ・クリアランス制度を創設したいと思った最初の気持ちに基づくものでございますけれども、やはり我が国の情報保全を強化することに加えて、何といっても日本企業の国際的なビジネスチャンスをもっと広げたいという思いがございましたので、何としても今国会の成立を期して、精一杯努力を続けたいと思っております。
(問)続けてセキュリティ・クリアランス関連ですが、特定秘密保護法と同等に、特定秘密や秘密の重要情報の指定状況を大臣として国会に公表していく考えがあるかどうかお伺いしたく、法案づくりや制度設計はこれからだと思いますが、大臣のお考えを伺えればと思います。
(答)有識者会議の「最終とりまとめ」におきましては、特に御指摘、言及がなかった部分でございます。いずれにせよ、今、細部について検討中でございます。
(問)担務とは違いますが、恐縮なのですが、安倍洋子さんが亡くなられたことについて、思いがあれば、お願いたします。
(答)大切な御子息を亡くされて深い悲しみの中におられたお姿を、私もそばで拝見いたしました。でも、これまでたくさんの国会議員の奥様方とも交流を重ねられ、様々、文化的な活動でも発信を続け、活躍をされた方だと思っております。とても寂しい気持ちでございますけれども、心より御冥福をお祈り申し上げます。