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「ID交換掲示板」に起因する児童の犯罪被害対策を実施中

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 警察庁によると、コミュニティサイトに起因して犯罪被害に遭った児童が1421人(前年同期比+128人、+9.9%)と、統計開始以来、過去最多となったそうです。

 特に、コミュニティサイト中で「ID交換掲示板」に起因する犯罪被害が増加しているようです。

 「ID交換掲示板」は、無料通話アプリを介して、見知らぬ者同士が知り合う為にIDを交換する掲示板です。
 「ID交換掲示板」に起因する犯罪被害数は、平成25年度に352人、平成26年度に439人と増加しました。

 この「ID交換掲示板」は、青少年にとって出会い目的があるので、フィルタリング下では閲覧出来ないようになっています。

 子供達を犯罪から守る為には、保護者の皆様が、有害な情報の閲覧によるリスクを正しく認識された上で、「ID交換掲示板」を閲覧出来なくするフィルタリングを適切に設定されることが必要です。

 総務省としては、「フィルタリングの推進」に加えて「リテラシーの向上」が必要だと考えており、関係府省庁などと連携しながら、様々な取組みを実施中です。

 今年2月から、内閣府・経済産業省・文部科学省等の関係府省庁、PTAなど関係団体から構成される「安心ネットづくり促進協議会」とともに、スマートフォン等を安心・安全に利用する為に「春のあんしんネット・新学期一斉行動」を展開。

 また、総務省の11の地方総合通信局を中心に、「e—ネットキャラバン」を、全国各地で2789回(参加者は40万人以上)開催しました。

 更に、内閣府・文部科学省・経済産業省との共催で、「青少年のインターネット利用環境づくりフォーラム」を6カ所で開催。
 文部科学省と協力して、「ネットモラルキャラバン隊」も7カ所で実施しました。

 引き続き、関係府省庁や「安心ネットづくり促進協議会」と連携して、スマートフォンを介したコミュニティサイトの利用を含め、青少年がICTサービスを安心・安全に利用できる環境の整備に努めてまいりたいと存じます。

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