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新春を迎えて

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 新年あけましておめでとうございます! 
 皆様がお健やかに新春をお迎えでありますように・・・とお祈り申し上げております。本年もよろしくお付き合い下さいね。

 早いもので、平成の世になってから20年です。
 20年前、当時生活していた異国の地で知った昭和天皇の崩御の報に涙した日のことが、まだ生々しい記憶として残っています。その後、「平成」という新元号を発表された小渕官房長官も、今は亡き人となってしまわれました。
 バブル崩壊と長期の資産デフレ、リクルート事件を受けての新党ブームや選挙制度の変更、大地震の発生、省庁再編・・この20年間に色々なことが起こりましたね。

 こんなことを書いてしまうなんて、私も年をとったものだなあ・・などと、新年早々しみじみ。

 昨今は、私のような中年世代をターゲットにした商品がどんどん出てきていますね。
 「三丁目の夕日」がヒットしたのも、40台後半以上の方々にとって懐かしいシーンが多かったからでしょうし、70年代~80年代にヒットした音楽のCDも良く売れているようです。主人も私も、たまたまテレビのスイッチを入れた時にウルトラマンやガメラの映画でもやっていようものなら、大喜びで観てしまったりしています。

 しかし、昔は良かったなあ・・などと振り返っている場合ではなく、様々な困難な課題に直面している日本。今年も引き続き「安心」「安全」「活力」をテーマに、国政の場で全力投球してまいります。

 まずは、臨時国会冒頭から手がけています青少年を違法・有害情報から守るための議員立法案二本を、国会で審議していただけるように頑張ります。
 いずれも、十八歳未満の青少年を対象に、残虐な殺戮シーン等の含まれるゲーム・DVD等やインターネットの自殺サイト・家出サイト・出会い系サイト・犯罪系サイトなど、違法・有害情報への接触を防ぐための規制を盛り込んだものです。
 昨年末に法骨子案を発表して以来、一部関係者等からの反発が強く、政治的にかなり困難な状況下に置かれていますが、子育て中の親御さん方からのご激励も多く、気合いを入れて法整備への努力を続けてまいります。 

 この他、「追加的な銃器犯罪対策」、「高齢者等を悪質な詐欺犯罪から守るための取組」、「食品表示のあり方の検討」などが、私が優先的に挑戦したい法的課題です。

 地元奈良県では、昨年、荒井正吾知事が誕生。荒井知事は、企業誘致100社を目指して奮闘されています。

 奈良県には、過疎が進む町村もある一方で、大阪に近く自然環境に恵まれていることから、終の住処として住宅を買い求めて転入してこられる方も多く居られます。
 企業をリタイアされた方、育児から手が離れた女性、障害者の方など、有能な人材も豊富で、自宅近隣での仕事場を求めておられる方もおられます。
 活力創出のためには、テレワーク環境の整備、農商工連携施策と企業立地促進法を活用した取組が最適だと考えています。
 荒井知事の取組みを応援しながら、私も頑張ってまいりたいと思います。

 皆様からの一層のご指導をお願い申し上げますとともに、今年が皆様にとってお幸せな1年となりますようにお祈り申し上げます。

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