商業デブリ除去実証衛星打ち上げ時期の変更
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去る3月30日、JAXAの商業デブリ除去実証(CRD2)フェーズ1の契約相手方であるアストロスケール社が、衛星開発スケジュールや打上げ事業者(米国企業のロケット・ラボ社。ニュージーランドの射場より、小型ロケットで打上げ予定)との調整の結果、商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J」の打上げ予定時期を2023年度へ変更する旨を発表されました。
近年、人工衛星やスペースデブリの増加により、軌道上の混雑化が進む中、宇宙空間の安全で持続的な利用を実現するためには、このようなスペースデブリの除去に向けた技術開発がますます重要になってまいります。
2023年度の宇宙空間での技術実証が成功することを期待しています。