若田光一宇宙飛行士搭乗の米国クルードラゴン宇宙船運用5号機の帰還について
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昨日、若田光一宇宙飛行士が、国際宇宙ステーション(ISS)における約5か月の長期滞在を終え、クルードラゴン宇宙船運用5号機にて無事、地球に帰還されました。心から喜ばしく思うとともに、大役を果たされての御帰還に敬意を表します。
若田宇宙飛行士は今回の滞在中に、御自身としては初の船外活動に挑まれ、ISSの運用に不可欠なミッションを完遂されました。1996年以来、5度目を数えた宇宙飛行においてなお、挑戦を続けられる若田飛行士の姿は、国民に勇気と希望を与えました。
今後、ISSのような地球を周回する軌道、そして、月・火星に向けた宇宙開発も進められていきます。そうした中で、若田飛行士を始めとした、日本人宇宙飛行士の宇宙活動の経験は我が国の大きな財産です。先日、お二人の新たな日本人宇宙飛行士候補が選抜されました。今後も若田飛行士には、宇宙飛行士の先達として、ますますの御活躍を期待します。
内閣府特命担当大臣(宇宙政策)として、我が国の宇宙開発利用を力強く前に進めて行くべく、宇宙政策をしっかりと推進してまいります。