歳末に思う事
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早くも、令和4年(2022年)最後の1日となりました。皆様は、如何お過ごしですか。
年末年始も勤務という方も多いと思います。お疲れ様でございます。
私は、大臣室では出来ない国会議員としての政務書類(要望書やお手紙や政務日程調整など)の山と格闘中です。この調子では、深夜に大掃除か…。
令和4年は、大変な年でしたね。
2月24日以降は、ロシアによるウクライナ侵略によって多くの方々が掛け替えの無い命や住居を失い、当たり前だった日常が一変しました。
日本でも、自然災害が多発し、近日はコロナによる死亡者数が3桁台となっており、1人1人の大切な命の重さと多くの御遺族の皆様の悲しみを思う年の暮れです。
そして、令和4年7月8日は、生涯忘れ得ぬ辛い日になりました。
安倍晋三元総理が、参議院選挙応援演説の最中に銃撃を受け、逝去されました。私にとっては、25年以上もご一緒に、多様な政治課題を学び、政策を構築し、行動し、国家観を共にして闘ってきた同志でした。
改めて、「世界の真ん中で咲き誇る日本」を外交の舞台で体現されたことを始めとする多くの偉大な実績に敬意を表し、安倍元総理のご冥福と御遺族の皆様のご健康を祈念申し上げます。
今年は、8月10日の午前中に自民党政調会長を退任し、同日午後から国務大臣に就任しましたから、1年の3分の2近くを政調会長として過ごしたことになります。
昨年10月の衆院選と今年7月の参院選の自民党選挙公約を取り纏め、選挙期間は終日ですが、選挙期間以外も週末や平日夜間を活用して全国遊説を続けました。
体力勝負の日々でしたが、2つの国政選挙に勝利できたことは嬉しいことでした。全力投球で党務に励み一定の結果を出せたことは、ささやかな誇りです。
個人的に嬉しかったことは、奈良トヨタグループの皆様のご尽力によって、私が国会議員になる前から愛車として乗り回していたスープラのレストア・プロジェクトが行われたことでした。国会議員になった後も、何度も選挙区の奈良と東京の間を往復しました。
廃車手続きをしてからも手放すのが淋しくて、長年、友人の農地の中の納屋に保管してもらっていたので、車体にはハチの巣が張り付きダッシュボードも破損するなど悲惨な状態でしたから、エンジニアの皆様には大変なご苦労をして頂きました。大感謝です!
ただ、レストア・プロジェクト完了直前にエンジニアの方1名が急逝されたことが、余りにも残念で悲しい出来事でした。
今秋、レストア完成式典のパレードで、久々に運転を楽しむことが出来ました。エンジン音も乗り心地も最高でした。やはり名車です。
今は、奈良トヨタの「まほろばミュージアム」に展示されています。
さて、令和2年以降のコロナ禍と今年のロシアによるウクライナ侵略によって、世界各国が、食料やエネルギー資源や医療・産業・生活に必要な物資を、特定国に依存することのリスクを痛感した2年間でしたね。
経済安全保障担当大臣として、今は、供給途絶の蓋然性が高い物資の国産化や代替物資の開発など、サプライチェーン強化対策に邁進中です。
今年も沢山の皆様にお世話になり、有難うございました!
辛い時に励まして下さった方々、滅多に帰れない選挙区を守って下さっている方々、政策につき御指導を賜っている同僚議員の皆様や有識者の皆様、政調会長としての党務や大臣としての公務を支えて頂いた職員の皆様、頑張って支え続けてくれている秘書達にも、深く感謝致します。
全国各地で大晦日をお過ごしの皆様、来る年のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。